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なんでこんなにもSK8が好きなのか?


2012年8月24日(金)

 悪夢の左足かかと粉砕骨折から、10ヶ月という月日が経ち、最近やっっっと足の
調子も「ちょっとは良くなったかな〜?」と思えるようになり、それと同時にスケー
トボードもかなりの頻度でやるようになって来ました。

 ケガをした直後は、身体的にも精神的にも、とてもじゃないけどSK8をやる気に
はなれず、特に松葉杖をはずして自分の足で歩く練習をし出してからは、左足の筋
肉が完全に落ちてしまっていたので、正直「SK8がまた出来るかな?」なんて事を
う以前に「オレはまず、ちゃんと歩ける様になるのか?」っていう疑問の方が大
きいぐらい、ただ単に歩く事すらも困難だったのです。
 しかし、夏になり気温がグングンと上がる真夏になってからは、やはり筋肉もだ
いぶほぐれて来て足の調子も良くなり、また月日が経つごとに足の筋肉も少しずつ
ですが戻って来て、7月ぐらいからはだいぶ自分でもプッシュが「ちゃんと出来る
うになって来たな〜」って思えるようになって来たのです。
 そして最近ではまた、ケガをする以前のように、寝ても覚めても頭のどこかで、
SK8の事を考えてる自分がいて、そういった自分の思考を考えても、ケガをする以
前に戻って来てるなと実感出来るのです。

 なんせケガをする前までの昨年は、5月から10月までの5ケ月間、必ず、絶対毎
週どこかでSK8をしてましたらね!!
 それはアメリカにいる時も、日本にいる時もで、唯一SK8をしなかったのは6月
のドイツとスイスにいる間の2週間だけでした。(実は、おととしのヨーロッパツア
ーの時に、スイスのパークで転倒して、軽い脳しんとうを起こして10時間近く記
憶がぶっ飛んでしまい、同じ事を何度も何度も言い続けて、一緒に旅をしていた仲
間たちに大迷惑&心配をかけたという事があり、さすがに去年のヨーロッパツアー
には自粛してデッキを持っていかなかったのです・・・笑)
 それ以外は、本当に毎週、毎週、時間を作っては常にSK8をしていました。

 そして、今もまたそうなりつつあるのですが、それじゃあなんでこんなにも自分
はSK8に夢中なんだろう?取り付かれてるんだろう?と思うのですが、それはやはり
まず一番の理由として、単純にSK8が「超カッコイイ」って思うからなんですよね。
 それはほんと、自分の中ではロッド&カスタムや、カスタム・アートと同じくら
いの大きさや重さがあります。
 今までワタシは、数年間に渡ってサーフィンをして来ました。
 サーフィンはサーフィンで、ものすごくカッコイイし、SK8とまったく一緒で、
見るのとやるのとでは大違いの、ものすごく難しいものなのですが、それでも実際
ここまではハマりませんでした。
 それじゃあ、サーフィンとSK8の違いは一体なんなのか、と自分なりに考えてみ
たら、やはりそこは「危険度の高さ」というのも、一つの大きな要因なんだなって
思うのです。
 サーフィンも、たしかに危険なスポーツではありますが、海はパークと違って毎
日コンディションが違いますから、台風の日などは、まずワタシは海には入りませ
んでした(ていうか、そもそも海自体に行きませんでした)し、自分のレベルを超え
たコンディションの時は、やらないというのが鉄則でした。
 粋がって、無理して、ドザエモン(溺死体のことね)となって、地元の漁師さんや
海上保安庁の人たちに迷惑をかけるのは、ダサイですからね・・・。
 しかし、SK8は、はっきり言ってパークのコンディションは、毎日一緒です。
 それが、コンクリートパークだろうが、ウッドだろうが、鉄板だろうが、波と違
って面が動く事はないし、きのうも、今日も、明日も、毎回コンディションは同じ
なのです。
 にも関わらず、サーフィンに比べたら、本当にケガの多いこと・・・。
 サーフィンをやっていた時は、ほとんどケガなどした事はありませんでしたが、
SK8をやってからは、左足の靭帯をケガしたり、先ほども書きましたが頭を打って
脳しんとうを起こしたり、極めつけはかかとを粉砕骨折するなど、まぁケガを良く
するのです。
 という事は、それだけSK8の方が危ないという事になり、しかしそれがめっちゃ
自分の中ではハードコアであり、KOOLなのです。
 また、他のスケーターを見ていても、やはりスケーターってサーファーに比べる
と、かなりトンガってるヤツが多いんですが、でもサーファーと違って全然粋がっ
てないんですよね〜。
 サーファーでもスケーターでも、ガツガツしてる若いヤツとか、どちらにもいる
んですけど、サーファーはそれはもうハタから見ていてもほんと「お前どうしちゃ
ったよ、そんなにガツガツして?自分で自分の姿、鏡で見せてやろうか?」って思う
ぐらいみっともない、波を独り占めしようとするヤツって、たくさんいるんですけ
ど、SK8ってそういうヤツって見た事ないんですよね〜・・・。
 アメリカのパークなんかに行くと、10代のうまい子たちが、結構殺気だって練
てたりするんですが、それはあくまでも自分との戦いであって、他人にはそう
いった殺気のような矛先は一切向けないのです。
 でも、サーファーのガツガツしてるヤツって、なんか波待ちの時に人を威嚇して
来たり、ヘイヘイ言っちゃって絶対他の人に波を渡さないように必死なヤツがいた
り、なんかそういうヤツが海に入ってると、それだけで雰囲気ぶちこわしで、ちっ
とも楽しくなかったんですよ、ワタシは。
 でも、パークに行く様になってからは、どんなにうまいスケーターの子たちでも、
順番をゆずってくれたり、お互い挨拶をしたり、とにかく余裕があるというか、礼
儀正しいというか、まず人としてリスペクト出来るのです。
 それが結果的には、カッコイイな、KOOLだなって事につながって、それで海に
はまったく行かなくなり、SK8をしにパークにばっか行くようになっていったので
す。

 さらには、ワタシ個人の問題としては、ワタシはめっちゃくちゃ目が悪いので、
海に入る時はさすがにメガネはかけられませんから、横で波待ちしてる人が、時に
男か女なのかすらもわからない時もあるのです。
 しかしSK8は、サングラスやメガネをして楽しめますから、同じ場所にいる人で
も相手の顔がわかりますし、もちろん覚える事も出来るのです。
 なので、前回会った人と、「あっ、こんにちは。今日も来てるんですね」なんて、
ちょっとした会話をする事が出来るし、そこから発展して友だちも出来たりするん
です。
 なので、そういった知らない人とSK8を介して、知り合えるっていうのも、ワタ
シの場合はサーフィンをやっていた時は皆無だったので、ものすごく新鮮でした。
 それと共通したような事で、もう一つあげると、パークに行くとまずワタシの日
常生活では会話をする事がない、キッズたちとも会話をしたりします。
 例えば今週の月曜日に、倉敷のパークに行ったのですが、そこには一人で来てた
中2の男の子がいて、初対面にも関わらず、その子と喋ったりしちゃいました。
 彼はその時生まれて初めて、ランプやボウルに入ったらしいのですが、それでも
若い分全然うまくて、ちょっとワタシがボウルを回るコツを教えてあげたら、すぐ
に出来たりして、するとワタシも嬉しくなり「Yeahhhhhhhh!! Nice!!」と声をか
け、彼もそういう風に言われると嬉しいみたいで、かなりいいバイブが流れていま
した。
 また、だいぶ前ですが、ワタシが鵠沼のパークでインターフェーキーを練習して
いたのですが、全然うまく出来なくて「どうすりゃ、出来んだよ」なんて思ってい
たら、すぐ横にいた小学3年生の子が、「こうやるんだよ」と言って見本を見せて
くれて、なおかつ「戻る時に、顔も進行方向を見るといいよ」ってアドバイスし
くれたら、次の瞬間見事成功したのです。
 その時の嬉しかったこと。
 そして、すごく新鮮だったこと。
 「やべぇ、オレ今小学生にものわ教わってる」って思いました。

 なんでもそうなのですが、世の中実力がすべてです。

 ピンストライプが上手ければ、別に15歳でもプロになれるし、下手なら40歳で
も仕事にはなりません。
 それは仕事でも趣味でも一緒で、ワタシもその小学3年生の子も、SK8は趣味や
遊びでやっていますが、それでもワタシはうまい子の事はリスペクトしますし、逆
に自分が年上だからって、そんなところで見栄張ったってみっともないだけなので、
上手い人には年上だろうが、年下だろうが、純粋にリスペクト出来るのです。
 だって、自分がここ何年かSK8を真剣にやって来て、どれぐらい難しいか、どれ
ぐらいハードか、そしてどれぐらい危険か、いやってほどわかってますからね〜。
 なので、上手い人に対しては、まずリスペクト。
 それを徹底しているのです。
 そうやって、まったく赤の他人に対して、リスペクト出来るところもやはりSk8
の大きな魅力と言えます。
 元々ワタシは感動屋さんなので、常に色々な事に対して感動したいって気持ちが
あります。それがSK8をやってる事によって、そうやって中学生と仲良くなったり、
小学生に教えてもらったりっていう、ワタシにとっては非日常的な出来事に遭遇し、
それが新鮮で楽しく、やめられないのです。
 なかなか45歳になって、自分の子供がいなければ、小学生と仲良くなる事ってな
いですもんね。仮に自分に子供がいたとしても、だいたいの大人は自分の子供の成
長に合わせて、下の子供たちとは接しなくなっていきますから、結局は子供がいな
い大人と大差ないなって思うのです。
 でも、SK8をやってれば、ワタシが50になっても、その時小学生の子と話す事は
出来るし、自分の歳とは関係なくそうやって、普段はまったく出会わない人と出会
えるっていうのが、まさに刺激的で、なおかつ素晴らしいなって感じてます。

 さらに、SK8にはバリバリ「KUSTOM」の要素があります。
 ワタシがアメリカから仕入れて、このTHE NASH.JPやイベントのブースなどで
も売っている、裏も表も何もグラフィックが入っていないブランクデッキなどは、
さに買ってくれたお客さんに、ピンストライプを入れたり、ハンドペイントでア
トワークを施して欲しいから売っているのです。
 もちろんそれは、サーフボードでも出来なくはありません。
 実際ワタシも、アメリカで9フィートのロングボードを作り、両面にガッッツリ
とフレイムスを入れた、完全なカスタムボードを作った事があります。
 でもね・・・手軽じゃないんですよね。
 サーフボードは制作工程上、ガラスクロスでのラミネートが必要ですから、もし
カスタムペイントやアートを入れるなら、そのラミネートの前に入れないといけま
せん。
 でもそうなると、そこはもうサーフボード工場での作業となり、普通の人が簡単
に出来る様な手軽さがないのです。
 でもスケートデッキなら、買ったあとすぐにワンショットでペイントできますし、
なおかつ手軽です。
 なので、すぐに自分好みにカスタムが出来て、しかも日本のせまい住宅事情でも、
デッキなら何本か持っていても、そうたいして邪魔にはなりません。
 クルーザーはクルマの中に一本入れておいて、常に持ち歩く。で、パーク用のデ
ッキは玄関に置いておく。
 なんていうのも、ワンルームのアパート住まいの人でも、可能だったりします。
 でも、サーフボードは・・・。
 やっぱ、デカイですよね。
 なので、手軽にカスタムが出来る。すぐに、カスタムが出来る。しかも、出来上
がったら家の前ですぐに乗れる。
 それが、スケートデッキの大きな魅力であり、強いてはSK8の魅力でもあるので
す。
 まぁサーフィンも、別に完全にやめた訳ではありませんから、またやりたくなれ
ば、突然海にも行くでしょうが、今のところはSK8に夢中です。

 このように、とにかくたくさんの魅力的要素があるSK8に、本当に頭の先から足
の先まで、どっっっっぷりと浸かってます。ハマってます。

 ふ〜・・・。われながら、ここまでよくこれだけの長文を書いたなって思います。
 でもね、これだけの長文を書かせてしまうのも、SK8にハマってるっていう証拠
だし、そもそもそれがSK8の魅力なんですよ。

 いや〜、これだけの長文をここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 ワタシは時間が許す限り、SK8には時間を割きますので、もし一緒に滑りたいと
思う方がいたら、ぜひお気軽に声をかけてください。
 ぜひ一緒に、楽しみましょう!!

 KEEP ON PUSHIN' !!

 BURP!!






















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